イギリス東インド会社 イギリス東インド会社の概要

イギリス東インド会社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/05 22:16 UTC 版)

イギリス領インド
(東インド会社統治時代)
Company rule in India  (英語)




1757年 - 1858年
(国旗) (国章)

イギリス領インドの地図
公用語 英語
ヒンドゥスターニー語
タミル語
ベンガル語
首都 カルカッタ
イギリス国王
1757年 - 1760年 ジョージ2世
1837年 - 1858年ヴィクトリア
インド総督
1773年 - 1785年ウォーレン・ヘースティングズ
1856年 - 1858年チャールズ・カニング (初代カニング伯爵)
面積
1858年1,942,481km²
人口
1850年225,000,000人
変遷
プラッシーの戦い 1757年
ベンガル総督設置1773年
インド全土の植民地化完了1849年
インド大反乱1857年
インド管轄権の喪失1858年
通貨ルピー
現在 インド
パキスタン
バングラデシュ
ミャンマー
シンガポール
マレーシア
イギリス東インド会社
East India Company (EIC)
元の種類
合本会社
業種 国際貿易
その後 解散
設立 1600年
創業者 John Watts 
解散 1874年6月1日
本社
?1707年から1801年までの社旗。カントン(左上部分)は母国旗の変遷に従って変遷し、当初イングランド王国旗、次いでグレートブリテン王国旗を経て最終的に現行と同じユニオンジャックとなる
植民地時代のインド英語版
イギリス領インド帝国全図
オランダ領インド 1605年-1825年
デンマーク領インド 1620年-1869年
フランス領インド 1668年-1954年

ポルトガル領インド
(1505年-1961年)
インド商務院 1434年-1833年
ポルトガル東インド会社 1628年-1633年
ゴア併合 1961年

イギリス領インド
(1612年-1947年)
イギリス東インド会社 1612年-1757年
東インド会社統治下のインド 1757年-1858年
イギリス領インド帝国 1858年-1947年
イギリス統治下のビルマ 1824年-1948年
藩王国 1721年-1949年
インド・パキスタン分離独立 1947年

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当初は香辛料貿易を主業務としたが、次第にインドに行政組織を構築し、徴税や通貨発行を行い、法律を作成して施行し、軍隊を保有して反乱鎮圧や他国との戦争を行う、インドの植民地統治機関へと変貌していった。セポイの乱(インド大反乱)の後、インドの統治権をイギリス王室に譲渡し、1858年に解散した。


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  41. ^ a b 浅田(1989), p. 178-189






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