Ζガンダム
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Ζガンダム(前期型・中期型・後期型)
書籍『マスターアーカイブ MSZ-006 Zガンダム』において設定された。イラスト担当は瀧川虚至。
MSZ-006-1は従来の設定でもアップデートが行われていたが、同書籍では過去のデザインや設定を再構成したうえで1号機に前期型・中期型・後期型が存在する[48]ものとして扱っている。資料内では言及されていないが、各仕様の造形は過去に発売されたΖガンダムのプラモデルと酷似している。
- 前期型(0087年7月~)[48]
- ΖガンダムMk-IA型を経てロールアウト[49]した0087年7月頃の仕様。0087年11月頃にはFXA-01K型(ウェイブシューターユニット)に換装されたこともある。
- 中期型(0087年12月~)[48]
- 0087年12月以降の仕様。フライングアーマーをFXA-01B型に更新している。初期型と比較して肩部は内部フレームの変更のほか前後装甲のスパイクノズルとプロペラントタンクが一体化され、胸部は外装埋込式のレーダーユニットを設置、初期型のアンテナといった一部の機能が一点に集約される[50]など、細かな変更点は多岐にわたる。資料内で「中期型以降」という表現が多用されている通り、後期型とは比較的多くの部分が共通する。
- 後期型(0088年3月~)[48]
- 第一次ネオ・ジオン戦争初期の0088年3月に行った最後の改修後の仕様[51]。フライングアーマーをFXA-01C型に更新し、胸部サイズや腕部フレームをZプラス仕様に変更、スカートアーマーはジェネレータ出力の強化や大型化、脚部はジェネレータの換装とラッチの増設が為された。後に「HG Zガンダム[U.C.0088]」として一部デザインを変更したものが商品化されている。
注釈
- ^ プラモデルの説明書には「カミーユ提案によるフライングアーマー分割案」という設定がある[3]。
- ^ このZ計画においては、機体の開発コードをギリシャ文字で割り当てていた。リック・ディアス(γガンダム)から数えて4番目にあたる機体がδ(デルタ)ガンダム(後の百式を含む)である[12]。この機体(後のΖガンダム)は元々大気圏突入装備とMS形態とを独立したコンセプトで計画していたが、敵陣営が可変MSを導入したことを受け、仕様変更された。その際、Ζ計画に因みΖガンダムの型式番号と名が冠された[13]
- ^ このMSN-001の設計をベースとし、再び非変形仕様に差し戻した機体として後に百式は完成している[17]。
- ^ 劇場版『機動戦士Ζガンダム A New Translation』ではカミーユが開発協力に携わった描写はない。
- ^ 演出を担当した松尾衡によれば、ガンダムMk-IIと同様で、総監督の富野由悠季に「作れ」と言われたとのこと[39]。
- ^ 月刊「モデルグラフィックス」別冊『GUNDAM WARS PROJECT Ζ』表紙のあさのまさひこ作製のΖプラス胸像が初出。後のモデルグラフィックス誌による設定ではウェイブライダーではない形態に変形するΖΖガンダムやSガンダムにもこのマークが付けられており、「アナハイム・エレクトロニクス社製で変形するガンダムタイプMS」といった意味合いに変化している。
- ^ 平成からの各ゲーム作品ではWR形態での体当たり=ウェイブライダー突撃も再現されるようになった。
- ^ この名称は公式サイト アーカイブ 2015年4月20日 - ウェイバックマシンでも使われているほか、「機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト」では「ザク頭Ζガンダム」と表記されている。
- ^ ロンド・ベルはデルタプラスの配備申請も行ったが、これも同部隊の戦力増強を快く思わない軍上層部の意向から却下されている[54]
- ^ 本ムックは宇宙世紀0100年代にサイド6で出版されたΖガンダムに関する特集本という設定となっている。また『アナハイムジャーナル』『ガンダムMSグラフィカ』と異なり、公式設定でない旨の但し書きもある。
- ^ 特に肩が小さなボールジョイント接続だったために、ビームライフルを片手で持つ程度でも角度が保てなかった。
- ^ 主に『マスターピース』『マスターアーカイブ』といったU.C.世界上に存在する本という設定の資料。なおアニメ版『機動戦士ガンダムUC』には、『GUNDAM EVOLVE』の後日譚となる『ガンダムMSグラフィカ』の一部設定も取り入れられている。
- ^ なお、この3つの仕様を定めるにあたって多数のボツ案が生まれ、なかにはバウと同様に上半身と下半身が分離して、それぞれが変形する案もあった[62]
- ^ 本機はムーバブルフレームの実装が見送られてブロックビルドアップ方式が採用されており[72]、Ζガンダムではフレームの一部を残してほぼ新造パーツに換装されたとする資料もある[73]。
- ^ 出典ではビーム・サーベル×2が記載されておらず、誤植の可能性がある。
- ^ 中断[83]、または試作機が1機のみ完成したとする資料もある[84]。また、競合機を百式とする資料もある[85]。
- ^ その中にはギャプランに発展したものもあった[5]。
- ^ どちらかと言えば同じ永野案を下地にした百式の頭部に近い。
出典
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- ^ 同じ方法は、小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(下)』136ページでも使われていた。Ξガンダムに搭乗したハサウェイ・ノアが、ペーネロペーのファンネルに狙われた際に、ビーム・ライフルを乱射して、ビーム・サーベルの一本ビームを拡散させてファンネルを阻止している。
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