でんし‐じょう〔‐ヂヤウ〕【電子錠】
読み方:でんしじょう
⇒電気錠
電子錠 (電気錠)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 00:34 UTC 版)
電子錠(でんしじょう)あるいは電気錠(でんきじょう)とは、電気を介して開閉操作を制御する錠前。電子ロック(でんしロック)とも呼称されるほか、電磁石を用いるものは電磁錠(でんじじょう)や電磁ロック(でんじロック)、マグネット錠(マグネットじょう)とも呼称される。 電源を直接配線から得る機種と電池から得る機種の2つに大きく分けられ、多くは防犯用として導入される。通常の錠前のような鍵穴を必要とせず、リモコンなどによる遠隔操作が可能であり、開錠には暗証番号・指紋認証・電話などを用いるため、錠前を物理的に破壊しないピッキング犯罪の被害に遭わないとされる。 ただし、電子機器の一種でもあるゆえに水の侵入には弱く、屋外への設置には向かないとされる。また、電磁石を用いるものは連続通電による一定発熱を伴うため、人体が長時間触れ続けると低温熱傷を負う可能性がある。
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