誤差関数とは? わかりやすく解説

誤差関数

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/29 14:02 UTC 版)

誤差関数のグラフ
相補誤差関数のグラフ

誤差関数(ごさかんすう、: error function)は、数学におけるシグモイド形状の特殊関数(非初等関数)の一種で、確率論統計学物質科学偏微分方程式などで使われる。ガウスの誤差関数とも。定義は以下の通り。

図2. 被積分関数 exp(−z2) を複素z-平面でプロットした図
図3. erf(z) を複素z-平面でプロットした図

誤差関数奇関数である。

任意の複素数

一般化された誤差関数

誤差関数

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/24 09:39 UTC 版)

漸近展開」の記事における「誤差関数」の解説

誤差関数 erfc ⁡ ( x ) = 2 π ∫ x ∞ e − t 2 d t {\displaystyle \operatorname {erfc} (x)={\frac {2}{\sqrt {\pi }}}\int _{x}^{\infty }e^{-t^{2}}dt} は、以下の様な漸近展開を持つ。 erfc ⁡ ( x ) ∼ e − x 2 π x (   1 − 1 2 x 2 + 13 2 2 x 4 − 1 ⋅ 3 ⋅ 5 2 3 x 6 + ⋯ )       ( x → ∞ ) {\displaystyle \operatorname {erfc} (x)\sim {\frac {e^{-x^{2}}}{{\sqrt {\pi }}x}}\left(\ 1-{\frac {1}{2x^{2}}}+{\frac {1\cdot 3}{2^{2}x^{4}}}-{\frac {1\cdot 3\cdot 5}{2^{3}x^{6}}}+\cdots \right)\ \ \ (x\to \infty )}

※この「誤差関数」の解説は、「漸近展開」の解説の一部です。
「誤差関数」を含む「漸近展開」の記事については、「漸近展開」の概要を参照ください。

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