偶関数と奇関数とは? わかりやすく解説

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偶関数と奇関数

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/04 04:23 UTC 版)

数学において偶関数(ぐうかんすう、: even function)および奇関数(きかんすう、: odd function)は、変数の符号反転させる変換に関してそれぞれ、特定の対称性を満足する関数である。これらは解析学の多くの分野、殊に冪級数フーリエ級数に関する理論において重要である。名称は、この性質を満足する冪関数の冪指数の(整数としての)偶奇に由来する(すなわち、関数 f(x) = xnn が偶数のとき偶関数であり、n が奇数のとき奇関数である)。


  1. ^ Gelfand 2002, p. 11.
  2. ^ a b c d e f 大石 進一『フーリエ解析 (理工系の数学入門コース 6)』 岩波書店、1989年、ISBN 4000077767、13~15頁
  3. ^ a b c E.クライツィグ 『技術者のための高等数学3 フーリエ解析と偏微分方程式』 培風館 第5版 (1987/12) ISBN 4563005630、61~62頁
  4. ^ Gelfand 2002, p. 72.
  5. ^ a b E.クライツィグ 『技術者のための高等数学4 複素関数論』 培風館 第8版 (2003/3) ISBN 4563011185、203頁


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