偶発病変
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/23 08:25 UTC 版)
偶発病変(ぐうはつびょうへん、英: incidental finding)とは患者を診察したり診断をする過程で、主疾患または主診断とは関係なく見つかる病態または病変のことである。病理解剖でも主診断と関係なく偶然に見つかった病変を指す。一般に偶発病変は、見つけられたとしても主疾患の治療または患者の予後などに直接影響しない範囲の病変である。したがって、高血圧を主訴に外来治療している患者で、たまたま上部消化管内視鏡検査をしたところ胃癌が見つかったような場合には、偶発病変が主疾患になることもある。
- 1 偶発病変とは
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