撞着語法とは? わかりやすく解説

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撞着語法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/07 22:27 UTC 版)

撞着語法(どうちゃくごほう)、オクシモロン[1]英語: oxymoron)とは、修辞技法のひとつ。「賢明な愚者」「明るい闇」など、通常は互いに矛盾していると考えられる複数の表現を含む表現のことを指す[1]。形容詞や連体修飾語、句、節などが、修飾される名詞と矛盾することとしては、形容矛盾(けいようむじゅん)とも言う。論理的には、「Aであって、かつ、not A」であるということはありえない(矛盾律)のにもかかわらず、そうであるかのように語ることである。狭い見方をすればつじつまがあわず、単なる誤謬にすぎないように見えるが、複雑な内容を簡潔に表現する修辞法として用いられている場合もある。


注釈

  1. ^ ネオコンと区別する場合はパレオコンサバティズム(PaleoConservatism=旧来の保守主義)と呼ぶ

出典

  1. ^ a b 井門亮 2020, p. 2.


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撞着語法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 14:23 UTC 版)

修辞技法」の記事における「撞着語法」の解説

詳細は「撞着語法」を参照 撞着法ともいう。お互い背反する二つ真理をつなげる用法一つ語句となっている例も多い。 用例 慇懃無礼慇懃とは懇ろ礼節弁えていること。無礼とは礼儀知らずのこと。慇懃無礼表向き敬意払っているようで、心の裡では相手見下している様子をいう 必要悪本来悪は必要とされないが、社会、あるいは機構動かしていく上で犠牲にしなければならない黙認せねばならない部分存在するということ など。

※この「撞着語法」の解説は、「修辞技法」の解説の一部です。
「撞着語法」を含む「修辞技法」の記事については、「修辞技法」の概要を参照ください。

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