外観的特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 23:10 UTC 版)
サル目としては極めて大型の種。これより大きいものにゴリラとオランウータンがあるが、いずれもサル目としては群を抜いて大きい。なお、動物一般には頭部先端から尻、または尾までの長さを測定するが、ヒトでは尾に該当する部位が退化しており標準の大きさとして直立時の高さ(身長)を測定することが多いので、他種との直接の比較は難しい。 体長は雄の成体でおおよそ160〜180cm、体重は50〜90kg程度。雌は雄よりやや小さく、約10%減程度と見てよい。基本的な体の仕組みについて、サル目に共通の特徴、類人猿に共通の特徴以外に、ヒトに独自の特徴としては、以下の点が挙げられる。 完全に直立の姿勢を取れる。頭が両足裏の間の真上に乗る位置にある。 乳幼児を除いて、ほとんどの場合二足歩行を行う。 前足の付け根が背中面の位置に近い。 後ろ足が手(他種でいう前足)よりも長く、かかとがある。 体表面のほとんどの毛が薄く、ほとんどの皮膚が露出する。 以下、各部分について説明する。
※この「外観的特徴」の解説は、「ヒト」の解説の一部です。
「外観的特徴」を含む「ヒト」の記事については、「ヒト」の概要を参照ください。
- 外観的特徴のページへのリンク