外観規制
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 17:10 UTC 版)
金属で作られた拳銃模造品の所持を禁じた模造拳銃規制は、金属製玩具拳銃を使用した強盗、恐喝事件等の多発やハイジャック事件を契機として1971年に銃刀法に新設された外観規制である。模造拳銃の該当要件は「金属で作られ、かつ、拳銃に著しく類似する形態を有する物」とされ、この要件を満たすものであればモデルガンやエアソフトガンはもとより、拳銃型の文鎮やライター等も規制対象となる。 該当要件を備えるものであっても、以下の2点の措置が施されている場合は規制対象から除外される。 銃腔に相当する部分を金属で完全に閉塞すること 銃把(グリップ)に相当する部分を除く表面全体を白色または黄色とすること 国内メーカーの拳銃型エアソフトガンは一部に金属部品が使用されているものの、ほとんどがプラスチック製である。なお、小銃や短機関銃などのいわゆる長物は、模造拳銃の規制対象にはならない。
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