墓誌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/29 03:45 UTC 版)
墓碑を建てる代わりに石板に生前の業績や追悼文を刻み、棺と共に埋葬したもの。西晋で出た建碑に対する禁令を逃れるために編み出されたものといわれ、その後定着して北魏に大量に制作され唐代まで続いた。極めて数が多い。 刁遵墓誌(ちょうじゅんぼし) 熙平2年(517年)刻。高級貴族・刁遵の墓誌。 司馬昞墓誌 正光元年(520年)刻。西晋の武帝(司馬炎)の末裔・司馬昞の墓誌。 張黒女墓誌 普泰元年(531年)刻と見られる。中堅の官吏であった張玄の墓誌。「張玄墓誌」とも。
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