ボール弁

大車林

ボール弁

英語 ball valve

ボールとスプリングによるバルブで簡単なレリーフ弁として使っている。ATの油圧回路のなかでも、例えばスロットル圧のレリーフ弁や潤滑回路圧のレリーフ弁などに使用し、簡単な構造でスペースもとらず、コストも安いため多用している。ところがこのタイプは油圧振動が発生しやすいので、注意が必要である。ボールバルブが開いたときに、オイルの流れでボールバルブが振動し、また着座とレリーフを繰り返す現象などにより、油圧回路全体に油圧振動が発生する場合がある。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

実用空調関連用語

ボールべん ボール弁 ball valve

弁の開閉部分には穴のあいた球状の弁があり、これを回転させることによって穴を閉鎖したり 閉口して弁を開閉させるコックに類似した弁。比較的小径のガス配管系に広く用いられる。