ボールチューブとは? わかりやすく解説

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ボールチューブ

英語 ball tube

雄ねじの構とナット(スライダー)の溝の間に多数の球を介在させ、雄ねじ回転運動ナット直線運動変換する機構をボールスクリュー(ボールねじ)という。この機構のなかで、剛球循環路を形成する案内管をボールチューブと呼ぶ。一般的な雄ねじナット噛み合い部分は、面接触による滑り摩擦であるため、送り機構など使用するときは摺動抵抗大きい。それに対しボールスクリューは、剛球による点または線接触転がり摩擦であり、きわめて摺動抵抗小さい。そのため自動車ステアリング機構工作機械送り機構など多く使われている。また近年、高応答性ニーズ高まり結果的に球の移動速度速くなるため、ボールチューブの耐久性信頼性重要視されている。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。



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