スキーブーツ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/19 07:15 UTC 版)
スキーブーツとは、ビンディングを介してスキー板に接続されるスキー専用の靴である。1930年代以前は登山靴などが用いられていたが、スキーがより専門的になるとともにスキーブーツもアルペンスキーとノルディックスキーとでデザインが分化していった[1]。
注釈
- ^ 実際にどれくらいの期間で破損に至るかは組成や利用頻度・保管条件などによりまちまちだが、全日本スキー連盟(SAJ)・日本プロスキー教師協会(SIA)[3]では、製造から5年程度を目安として、滑走中の破損による事故を防止するためにチェック項目を含めて広報している。
出典
- ^ Masia, Seth. “History of Ski Boots”. Skiinghistory.org. 2021年2月7日閲覧。
- ^ スキー靴の代用にわらぐつ『新潟日報』(昭和15年2月1日夕刊)『昭和ニュース辞典第7巻 昭和14年-昭和16年』p565 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年
- ^ 参考資料:日本スキー教程「安全編」/山と渓谷社刊 ISBN 978-4-635-46022-4
- 1 スキーブーツとは
- 2 スキーブーツの概要
- 3 スキーブーツのメーカー
スキーブーツ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/01 09:33 UTC 版)
スキーブーツはスキー板と異なり、基礎スキー向けとして明確に定義されることはあまりない。特に技術レベルの高い選手は、各メーカーがトップモデルと設定するブーツを使用することが多いため、その場合にはアルペン競技と基礎スキー競技との用具の差はほとんどない。
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スキーブーツ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 01:27 UTC 版)
スキーのビンディングに固定するための機構がある冬用のブーツ。当初は冬用登山靴に固定用金具のついたものが用いられていたが、後には合成樹脂を用いた、スキーに装着して用いるための専用のものとなっている。
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スキーブーツ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/13 17:45 UTC 版)
スキーの際に人が履く履物。スキー靴とも呼ぶ。スキーブーツはビンディングを介してスキー板と接続される。1930年代以前は登山靴などが用いられていたが、ビンディングでよりしっかりと固定可能な専用靴として開発されたものである。 アルペンスキーのスキーブーツは、ブーツとしては脛までを覆う長さ、膝下というにはやや短い程度となっている。足首からすねにかけての広範囲が柔軟性に乏しいスキーブーツに覆われることによって、スキーヤーは足首捻挫を起こすことなく、スキー板からの力を受け止め、あるいは積極的にスキー板へ圧力をかけるべく運動することができる。スキーブーツのソールの形状はISOで規格化されており、どのセイフティビンディングとも互換性が保証されている。 1970年代前半までは皮革製が一般的であったが、1960年代後半に登場したプラスチックブーツが1970年代後半には一般的となった。ほとんど全てのスキーブーツは、外側を覆うシェルと、足が直接触れるインナーブーツの二重構造になっている。シェルの素材としては、ポリウレタンが弾性などの力学的特性の良さから好んで用いられている。なかでも、ポリエーテルポリオールを原料とするポリエーテルポリウレタンが上級者モデルでは好まれるが、ポリエステルポリオールを原料とするポリエステルポリウレタンも広く用いられている。ポリウレタンは加水分解などにより徐々に分解するため、長期間の利用によりスキーブーツは割れたり崩壊することがある。実際にどれくらいの期間で破損に至るかは組成や利用頻度・保管条件などによりまちまちだが、全日本スキー連盟(SAJ)・日本プロスキー教師協会(以下、SIA)では、製造から5年程度を目安として、滑走中の破損による事故を防止するためにチェック項目を含めて広報している。なお、初級者モデルでは、より柔かいポリエチレンなどが用いられる場合もある。インナーは、シェルと足の間を埋め、適度なクッション性と保温の効果をもたらすために存在する。主な素材は合成樹脂による発泡フォームであり、足と接する内側には起毛やパイル地などの保温性の高い柔かい布が、シェルと接する外側にはすべりのよい合成繊維の布や薄いプラスチック板が用いられていることが多い。
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