エヴェンキ
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エヴェンキ(ロシア語 Эвенки(Evenki), 中国語 鄂温克族(拼音: ))は、ツングース系民族の一つで、主にロシア国内のクラスノヤルスク地方にある旧エヴェンキ自治管区地域に居住する。ほか、ロシア国内ではサハ共和国などにも居住し、中国国内でも興安嶺山脈周辺の内モンゴル自治区エヴェンキ族自治旗・黒竜江省などに居住している。エベンキとも表記される。なお、サハ語では、エヴェンキ人をエヴェン人と区別せず「トングース(Toŋus)」と呼び、これがツングースという言葉の由来になったと言われている。
注釈
- ^ 生え変わったばかりのまだ皮膚に覆われた角。
出典
- ^ a b 清史稿 巻331 列伝一百十八
- ^ a b ““바이칼 소수민족 ‘아리랑.쓰리랑’ 단어 사용””. 韓国放送公社. (2005年8月14日). オリジナルの2022年6月23日時点におけるアーカイブ。
- ^ Tambets, Kristiina et al. 2004, The Western and Eastern Roots of the Saami—the Story of Genetic “Outliers” Told by Mitochondrial DNA and Y Chromosomes
- ^ Fedorova SA, Reidla M, Metspalu E, et al. Autosomal and uniparental portraits of the native populations of Sakha (Yakutia): implications for the peopling of Northeast Eurasia. BMC Evol Biol. 2013;13:127. Published 2013 Jun 19. doi:10.1186/1471-2148-13-127
- 1 エヴェンキとは
- 2 エヴェンキの概要
- 3 概説
- 4 朝鮮民族との関係
- 5 著名人
エヴェンキ族
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エヴェンキ族では普段からクマ猟は行われており、クマと遭遇した時点で行われ、1人でクマを倒した者は伝承として語り継がれる場合もある。一方、クマ祭のための儀礼的な狩猟はクマ穴を探査し、集落の複数人でクマ穴をふさぎ狩猟を行う。 スィム地方の儀礼では、クマ祭の2日目に熊肉の脂肪を料理したテケミン(東部ではセヴェン)が用意される。 ポドカーメンナヤ ・ツングースカ地方のクマ祭ではテケミヴナという熊肉の脂肪料理が饗宴に出される。 アルダノ=ウチュル地方の儀礼でも、熊肉を煮たものや揚げたものが饗宴に出され、脂肪料理のセヴェンも用意される。
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