vol. 2: The Blood
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 03:26 UTC 版)
「モンストレス」の記事における「vol. 2: The Blood」の解説
マイカらはモリコの足跡を追って「骨の島」に向かう。そこに囚われていたエンシェント種族のロハーは、侵略者である古き神々と戦って異界に追放した一人だった。時代が下ってエンシェントの魔力が衰え始めたころ、最初のアーカニックである巫女帝は古き神の一体を召喚し、仮面の力で従わせたのだという。巫女帝が死ぬと、怪物はその血筋に宿って代々受け継がれてきた。モリコが骨の島を訪れたのは、巫女帝の末裔の居場所を聞き出して子を作るためだった。モリコの娘が古き神の力を備えて戻ったことを奇貨とするロハーだったが、マイカは残忍なエンシェントを現世に解き放つことを拒み、戦って殺す。 自身が産まれた理由を計りかねるマイカは母と過ごした記憶を確かめる。ジンもまた追想に耽る。初めてこの世界に降り立ったジンは純粋な殺戮者であり、兄弟姉妹をも殺した。罪に沈むジンを救ったのは巫女帝だった。 遠く離れたドーン・コートにおいて、「西の剣」と呼ばれる将軍は、双子の姉モリコの娘が仮面の力を得たことを知って野心を燃やす。しかしその母でエンシェントの狼の女王は、ダスク・コートの大使であるバロネスことツヤと協調して仮面を封印するよう命じる。西の剣とツヤは両コートの同盟の証として婚姻を結ぶ。
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