自重計
土砂などを運搬する大型自動車に取り付けられている、そのクルマの最大積載量を指示する計器をいう。ダンプカーなどによる交通事故の防止などをはかるため、1968年に自重計を取り付けることを義務づける措置がとられた。その数年前からダンプカーの過積載による事故が多発し、積載装置に補助枠を取り付けるなどで最大積載量の増加を狙った違法改造の撲滅措置に加えての措置である。自重計は、クルマの停止状態でのみ作動するものでよいが、目盛り指示は見やすい構造であり、かつ、車室外の左側で見やすい位置に取り付けなければならない。また、1年ごとに点検を受け、交付された自重計技術基準適合証をクルマに備え付けておく必要がある。
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