slvとは? わかりやすく解説

エス‐エル‐ブイ【SLV】


SLV

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/18 09:29 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
SLV
人工衛星打ち上げロケット
基本データ
運用国 インド
開発者 インド宇宙研究機関 (ISRO)
使用期間 1979年8月10日
- 1983年4月17日
射場 シュリーハリコータ
打ち上げ数 4回(成功2回)
発展型 ASLV / PSLV
物理的特徴
段数 4段
総質量 17 トン
全長 22 メートル (m)
直径 1 メートル
軌道投入能力
低軌道 40 キログラム (kg)
400 キロメートル (km)
脚注
ロヒニ衛星を打ち上げ。
テンプレートを表示

SLV (英語: Satellite Launch Vehicle, ヒンディー語: उपग्रह प्रक्षेपण यान) は、インド初の人工衛星打ち上げロケットである。

概要

計画は1970年代初頭に人工衛星打ち上げロケットを開発するためにインド宇宙研究機関が設立された事に遡る。計画のリーダーはアブドゥル・カラーム博士である。

SLV は高度400 キロメートル (km) に到達し、ペイロードは40 キログラム (kg) だった。SLV は4段式で全て固体燃料ロケットである。最初の打ち上げは1979年8月10日ベンガル湾に面したシュリーハリコータから打ち上げられた。

最後の打ち上げは1983年4月17日で、SLV は後継機である ASLV の元になった。インドはこのロケットの開発、打ち上げによって人材を育成し、宇宙開発の経験を積んだ。当時、工業水準が低く、製造業の裾野の狭いインドにおいて国産ロケットの開発は容易な事ではなかった。

各段の詳細

第1段 第2段 第3段 第4段
エンジン 固体燃料ロケット 1基 固体燃料ロケット 1基 固体燃料ロケット 1基 固体燃料ロケット 1基
推力 502.6 kN[注 1] 267 kN 90.7 kN 26.83 kN
比推力 253 秒 267 秒 277 秒 283 秒
燃焼時間 49 秒 40 秒 45 秒 33 秒
燃料 固体燃料 固体燃料 固体燃料 固体燃料

打ち上げ記録

バージョン 打ち上げ日 射場 ペイロード 結果
3 E1 1979年8月10日 シュリーハリコータ Rohini-1A
技術試験 30 kg
失敗。弁が故障して軌道を外れてベンガル湾に墜落(打ち上げ317秒後)。開発飛行。
3 E2 1980年7月18日 シュリーハリコータ Rohini-1B RS-1
技術試験 35 kg
成功。開発飛行。
3 D3 1981年5月31日 シュリーハリコータ Rohini D-1 RS-1
技術試験 38 kg
部分的失敗。高度が十分でなく人工衛星は9日間だけ周回した。開発飛行。
3 D4 1983年4月17日 シュリーハリコータ Rohini D-2 RS-1
技術試験 41.5 kg
成功。開発飛行。

注釈

出典・参考文献

関連項目



英和和英テキスト翻訳

英語⇒日本語日本語⇒英語

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「slv」の関連用語

slvのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



slvのページの著作権

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのSLV (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2026 GRAS Group, Inc.RSS