レベニュー‐シェアリング【revenue sharing】
読み方:れべにゅーしぇありんぐ
レベニュー・シェアリング
【英】: revenue sharing
国連海洋法条約では、領海基線から 200 海里を超える沿岸国の大陸棚を認めたが、このような大陸棚で鉱物資源の開発を行った場合、当該沿岸国は国際海底機構を通じて条約締約国に支払または現物による拠出を行わなければならない。これがレベニュー・シェアリングであるが、生産開始後 5 年間は免除され、6 年目に当該鉱区の生産価格または生産量の 1 %を支払いまたは拠出し、以後 12 年目まで毎年 1 %ずつ増加する。13 年目からは 7 %に固定される。ここにいう生産には、開発に関連して使用された資源は含まれない。また開発途上国が自国の大陸棚から生産される鉱物資源の純輸入国である場合には当該資源について支払または拠出を免除される。上に述べた鉱物資源は主として石油・天然ガスを事実上指すものと考えられるが、将来の問題として熱水性金属鉱床、多金属性団塊(いわゆるマンガン団塊)などが該当する可能性はある。国際海底機構の管理下にある深海底で多金属性団塊が生産される場合には、生産者は生産賦課金と純収益金の両者または前者のみを支払わなければならない。(→国際海底機構、大陸棚、深海底) |
レベニューシェア
(revenue sharing から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/29 20:03 UTC 版)
レベニューシェア(英: revenue share)とは、アライアンス(提携)手段のひとつ。支払い枠が固定されている委託契約ではなく、パートナーとして提携し、リスクを共有しながら、相互の協力で生み出した利益をあらかじめ決めておいた配分率で分け合うこと。[1]
- ^ 小学館「デジタル大辞泉」より、2011年6月検索。
- 1 レベニューシェアとは
- 2 レベニューシェアの概要
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