R&D(研究開発)
OECDによれば、「人間、文化あるいは社会の知識の蓄積を増やすため、またあらたな応用法にむけてこの蓄積を利用するために体系的な基盤に基づいて行う創造的な事業」と定義される。もともとはR(Research、基礎的研究)とD(Development、応用研究)は相反する活動分野として使い分けられていたが、最近では上記のような両者を区分せずに、企業はもとより官民の機関による、営利に必ずしも直結しない科学的な活動を指して用いられる。国際保健でこの概念が問題になるのは、途上国の健康対策に必須の技術(例.マラリアや寄生虫のワクチンや結核診断の技術など)の開発のためのR&Dがともすれば、インセンティブの弱さから不活発になりかねないことによる。このため、官民さまざまな機関が基金を作って研究を刺激する活動を行っている。
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