phrase level conversionとは? わかりやすく解説

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単文節変換

読み方たんぶんせつへんかん
【英】phrase level conversion

単文節変換とは、かな漢字変換方式のうち、文節入力するごとに漢字への変換を行う方式のことである。

現在、主に利用されている日本語入力システムかな漢字変換プログラムは、連文節変換呼ばれ文章一通り入力してから変換を行うと自動的に文節ごとの区切り解析され適切な漢字変換されるようになっている。これに対して、単文節変換は、文節ごとに変換行いながら入力進めていく過程取られる

単文節変換は、連文節変換比べると、変換作業の手間がかかり、文節区切り逐次判断しなくてはならないため、煩雑であるといえる他方で、文節区切りまぎらわし文章については、誤変換を見逃す危険性少ないという利点もある。

例えば、「庭には二羽ニワトリがいる」という一文入力する場合、単文節変換によって入力すると「にわには」「にわ」「にわとりが」「いる」という文節ごとにかな漢字変換を行う必要がある手間はかかるが、連文節変換のように「庭に埴輪」などと誤変換されることも少ない。

最初期日本語入力システムにおいては漢字入力する際、漢字一文字ごとに変換を行う必要がある単漢字変換が行われていた。その後、単文節変換が登場し文節単位適切な漢字変換することが可能となった。さらに、分析解析技術発展したことによって、連文節変換による効率的な文章入力実現された。今日では、かな漢字変換といえばもっぱら連文節変換を指す。

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