M1989
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 02:16 UTC 版)
「コクサン (自走砲)」の記事における「M1989」の解説
M1978の後継として開発されたと見られている車両で、M1978以外の北朝鮮製自走砲に共通して用いられている「トクチョン」装甲車両(ソ連のATS-59砲兵トラクターを北朝鮮が国産化したもの)をベースに前後に大型化した車体に170mm砲を搭載しており、外観はソ連の2S7ピオン 203mm自走カノン砲に類似している。 車体前部にはキューポラを有する操縦席と車長席が設置され、後部に駐鋤を装備している。主砲はM1978に比べて若干小型化された砲架によって車体後部に搭載されており、車体前部の操縦席区画と砲架部の間にも乗員区画があることから、砲操作要員および弾薬はこの部分に搭載していると見られる。これにより、単独での運用が可能になっていると推測されている。 公開されている写真や映像では、車体の形状が微妙に異なるものが数種確認でき、何種類かのバリエーションがあると見られているが、詳細は不明である。
※この「M1989」の解説は、「コクサン (自走砲)」の解説の一部です。
「M1989」を含む「コクサン (自走砲)」の記事については、「コクサン (自走砲)」の概要を参照ください。
- m1989のページへのリンク