レムニスケート曲線
r2=2a2cos2θで定義される(r、θは極座標)上下対象の8の字曲線をいう。この曲線は、数学的な性質が明確であり、数値計算や運動の理論解析に好都合なため、切り返しを含む代表的な評価コースとして、低速大舵角時の操舵力評価などに使われる。また、直進から旋回に移るときの滑らかな進路変更に適応し、高速道路のカーブ進入部に緩和曲線としても用いられることがある。しかし、曲率半径でみると、直進部と旋回部のつなぎは滑らかではなく完全な緩和とはいえない。
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