gm・54度v6エンジンとは? わかりやすく解説

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GM・54度V6エンジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/12/03 13:11 UTC 版)

GM・54度V6エンジンとはヨーロッパゼネラルモーターズオペル部門が設計したバンク角が54度と中途半端な角度のコンパクトなV型6気筒エンジンである。鉄製ブロック、アルミニウム・シリンダーヘッドDOHC4バルブエンジンである。全ての54度エンジンはイングランドEllesmere Portで生産される。

このエンジンはアメリカのモデルにも同様に使用される。このエンジンは3.0LのL81と3.2LのLA3の間で大幅に変更されたが、ボアピッチとデッキの高さは同一に保たれた。

L81

L81は縦置きではオペル・オメガ、キャデラック・カテラ、横置きにはサターン・Lシリーズ、サーブ9000に使用された。ボアストロークは86mm×85mm、排気量2962cc、圧縮比10:1で最高出力は210馬力(155kW)、トルク270Nmである。

サーブ9-5(X30)のターボバージョンは200馬力(149kW)/5000rpm、310Nm/2500-4000rpmを発生する。

搭載車種

2.5

サーブは2.5Lバージョンをサーブ900、サーブ9000に1994年から使用し、オペルは多くの異なったモデルに使用した。最高出力は170馬力である。サーブはサーブ・ダイレクト・イグニッションという特別なバージョンを造り出した。

搭載車種

LA3

3.2LのLA3はキャデラック・CTSとオペル・オメガBのための完全な再設計モデルである。鉄製のブロックとアルミニウムのDOHCヘッド、可変機構のないバルブと可変吸気機構を持っている。ボアは87.5mm、ストロークは88mmである。この3175ccのエンジンは220馬力(164.1kW)、296Nmを発生する。生産は2001年7月から始まった。しかし、このエンジンは2004年から新しいGM・ハイフィーチャー・エンジンに置き換えられた。

搭載車種




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