グレイシャー(Glacier)
ヘリックス種(Helix) 1970年代に自宅の庭で父がこのアイビーを育てていた。 その当時、日本ではそれぞれのアイビーに名前があることさえ知られていなかった。 「こっちのアイビーはよい」「あちらのはあまりよくない」という言い方をしていた。 良いと言われた方がグレイシャーで、「あまりよくない」はイースターだった。 グレイシャーは丈夫さや成長の速さでイースターに優る。寒くなってもイースターのように色の劣化を起こさない。 これらは明治の終わり頃に日本に入ってきたようで、耐寒性のあるグレイシャーはそれ以来塀や石垣を被うのに使われてきた。 冬場には新葉が出ないので古い葉ばかりになる。この時期の印象はグレイっぽい。春に新葉が出始める頃に施肥をすると、くすんだグレイから新鮮な新葉の色に衣替えをする。 このアイビーはカリフォルニアで発見された。 これから生まれた変異種はアーデングリイ、リトル・ダイヤモンド、ペイパー・ドール、ハン・バリエガータ、ブルーダー・インゴバート、ロウブフローシェなどがある。 グレイシャーのグループはいずれも直線的に長い枝を伸ばす傾向がある。 鉢植えやバスケット仕立て、トピアリーなどにも使う。 (ペイパー・ドール、ブルーダー・インゴバート参照) |
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