etude for everyday life/日常のためのエチュード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/04/03 11:48 UTC 版)
「mamoru」の記事における「etude for everyday life/日常のためのエチュード」の解説
通常、音楽で「etude」と言うと、“ピアノのための・・・”という風に、何かの楽器を“弾きこなす”ために繰り返し演奏されるために作られた「練習曲」を意味するが、mamoruの「etude」は日常品や日常行為から生みだせる音のアイデアをもとに、サウンドオブジェ、パフォーマンスやビデオインスタレーションなど様々な形で実現され日常を「使いこなす」ために繰り返される。これは「とるに足らないと思われている」ものを「価値あるもの」にすり替える試みである。「etude」シリーズ作品の重要な要素として、参加者の体験の中で作品が成立していく点があげられる。(カナダでは住民を訪問し、友達になり、訪問先で借りた日常品(ハンガーやガラス瓶)で音作品を制作した。) 最近のパフォーマンスでは参加者が「飲食」することで生まれる関係性を扱う作品などがあり、この点においてmamoruの作品はリレーショナルアートに通じるとも言える。
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