シボ加工
別名:エンボス加工
【英】emboss processing
シボ加工とは、金属やプラスチックなどの素材の表面に細かい凹凸の模様(パターン)を付けて質感を表現する加工法のことである。
シボ加工に用いられるパターンは他種多様であり、砂をまぶしたような微細なざらつきの他、皮革や木目などを再現した模様もあれば、無機的で幾何学的なパターンなどもシボ加工に含まれる。いわゆる「梨地」や、細かく擦った跡のような筋目を入れる「ヘアライン加工」なども、シボ加工の一種である。
シボ加工を施すことにより、つや消し、滑り止め、高級感の演出、などの要素を加えることができる。手に持って扱う道具やモバイル端末にも滑り止めの効果のあるシボ加工が多々採用されている。
ちなみに「シボ」は外来語ではなく日本語に由来する語である。シボに該当する英語としては「(型押しによって)凹凸をつける」という意味のある「エンボス」(emboss)が最も妥当といえる。
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