電子署名
【英】electronic signature
電子署名とは、紙文書におけるサインや印鑑と同等の役割を果たすものとして、電子的に作成された署名のことである。
電子署名の技術は、デジタルデータの送信者が本当に正しい相手なのか、送信されてきたデジタルデータが途中で改ざんされていないのかを、確認するために用いられる。電子署名を実現する仕組みとしては、公開鍵と秘密鍵という2種類の鍵を用いて暗号化を行う、公開鍵暗号方式が有力である。
2000年5月には「電子署名及び認証業務に関する法律」が成立し、翌2001年4月に施行された。これによって電子署名が手書きの署名や印鑑と同じように通用する法的基盤が整備された。
なお、電子文書の正当性を保証するために与えられるデータは、デジタル署名(デジタルシグネチャ)と呼ばれる。
参照リンク
電子署名及び認証業務に関する法律の施行について - (総務省情報通信政策局)
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