Ddエンジン
いすゞが直噴ディーゼルエンジンに使う言葉。ダイレクトインジェクションディーゼルからとっている。大文字のDは同時に、ダイナミック、ドラスティックに進化した次世代のクリーンディーゼルの意味も含む。この呼称を使った最初のエンジンは3Lの4JX1-TCという型式名(1998年2月発表)で、優れた燃費と経済性、クリーンな排出ガスを実現、別名環境ディーゼルという呼び方をした。具体的には燃焼室の改良、吸気ポートのヘリカル形状化による吸入空気のスワール発生の促進、燃料噴射の高圧化による燃料の微粒化などを実現した。
同義語 直接燃料噴射ディーゼルエンジン直接燃料噴射式ディーゼルエンジン
燃料を渦流室などの副室に噴射させることなく、直接各シリンダー内に噴射して混合気形成と燃焼を行わせる方式のディーゼルエンジン。副室に一度燃料を噴射させ、その後主室に噴出した混合気を燃焼させる予燃焼式燃焼方式や渦流室式燃焼方式に比べ、混合気が副室から噴出する際の熱損失や絞り損失が軽減されることから、高い熱効率が得られる。シリンダー内に燃料を噴射するため直噴ディーゼルとも呼ぶ。燃費がよく、最近では小型ディーゼルにおいても主流になっている。
「direct injection diesel engine」の例文・使い方・用例・文例
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