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燐灰ウラン鉱(Autunite)

燐灰ウラン鉱
Mina Assuncao,Viseu,Portugal
Ca(UO2)2(PO4)2.10-12H2O 画像の幅約8mm

黄緑色をした板状結晶が燐灰ウラン鉱です。
代表的なウラン鉱物で、この産地標本はとても明る蛍光色
しているのが特徴です。

燐灰ウラン鉱(Autunite)

燐灰ウラン鉱 燐灰ウラン鉱
岡山県苫田郡上齋原村人形峠
Ca(UO2)2(PO4)2.10-12H2O 画像の幅約3mm、2.2mm

黄色板状結晶が燐灰ウラン鉱です。
人形石有名な人形峠の燐灰ウラン鉱で、小さな結晶ですが
燐灰ウラン鉱の特徴を示す美し結晶です。

燐灰ウラン鉱(Autunite)

通常光


燐灰ウラン鉱

紫外線照射

燐灰ウラン鉱
Sabugal,Portugal
Ca(UO2)2(PO4)2.10-12H2O 画像範囲約4.5cm

ウラン二次鉱物で、紫外線照射する黄緑色明るく蛍光ます。

燐灰ウラン石

(autunite から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/02 23:17 UTC 版)

燐灰ウラン石
分類 リン酸塩鉱物
化学式 Ca(UO2)2(PO4)2・10-12H2O
結晶系 正方晶系
へき開 一方向に完全
モース硬度 2.5
光沢 ガラス光沢
黄色、淡緑色
条痕 淡黄色
比重 3.2
蛍光 黄緑色
プロジェクト:鉱物Portal:地球科学
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燐灰ウラン石(りんかいうらんせき、autunite)は、鉱物リン酸塩鉱物)の一種。ウランの主要な鉱石鉱物化学組成は Ca(UO2)2(PO4)2・10-12H2O。正方晶系紫外線を照射すると、黄緑色の蛍光を発する。

板状あるいは鱗片状をしているため、燐重土ウラン石、燐銅ウラン石などとともに、ウラン雲母(uranmica)ともいわれる。

ウラン鉱床の二次鉱物としてか、あるいはペグマタイトに産出する。日本では、岡山県鳥取県県境の人形峠鉱山などに産出する。

燐灰ウラン石グループ

燐灰ウラン石(autunite)
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参考文献

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