燐灰ウラン石とは? わかりやすく解説

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りんかい‐ウランせき〔リンクワイ‐〕【×燐灰ウラン石】

読み方:りんかいうらんせき

二次的に生成された、ウランを含む燐酸塩鉱物正方晶系。薄い板状結晶で、黄色ないし黄緑色ガラス光沢がある。紫外線を受けると蛍光発する


燐灰ウラン石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/02 23:17 UTC 版)

燐灰ウラン石
分類 リン酸塩鉱物
化学式 Ca(UO2)2(PO4)2・10-12H2O
結晶系 正方晶系
へき開 一方向に完全
モース硬度 2.5
光沢 ガラス光沢
黄色、淡緑色
条痕 淡黄色
比重 3.2
蛍光 黄緑色
プロジェクト:鉱物Portal:地球科学
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燐灰ウラン石(りんかいうらんせき、autunite)は、鉱物リン酸塩鉱物)の一種。ウランの主要な鉱石鉱物化学組成は Ca(UO2)2(PO4)2・10-12H2O。正方晶系紫外線を照射すると、黄緑色の蛍光を発する。

板状あるいは鱗片状をしているため、燐重土ウラン石、燐銅ウラン石などとともに、ウラン雲母(uranmica)ともいわれる。

ウラン鉱床の二次鉱物としてか、あるいはペグマタイトに産出する。日本では、岡山県鳥取県県境の人形峠鉱山などに産出する。

燐灰ウラン石グループ

燐灰ウラン石(autunite)
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参考文献

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