ZSSK 813系ディーゼル動車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 05:37 UTC 版)
「チェコスロバキア国鉄810形ディーゼル動車」の記事における「ZSSK 813系ディーゼル動車」の解説
鉄道企業体スロバキア813形ディーゼル動車は、812形最終ロットを基本にズヴォレン鉄道検修工機が製造した片運転台車である。同型の913形制御客車と2両固定編成を組む。機関をマン製D-2876-LUE-21型(257kW)に、液体変速機をフォイト製DIWA 864.3型電子制御液体変速機に換装し、810形系列の更新車としてはZSSK/ČDを通して初めて最高速度が90km/hに引き上げられた。 座席は2+2列のボックス式固定クロスシートとし、全車空調装置を備え、標識灯はLED化している。813形に車椅子・ベビーカースペースを設け、デッキ仕切および貫通路のドアは大型引き戸化された。913形はデッキを前位1か所とし客室を拡大している。側窓の全面固定窓化は行っていない。 2007年 - 2010年に810形および011形の改造で44編成が製造され、中部スロバキアのプリエヴィジャ、クラーリョヴァニ、ジリナ、チャッツァなどの各機関区に配属された。
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