Windows Vista以降でのDXVA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 04:10 UTC 版)
「DirectX Video Acceleration」の記事における「Windows Vista以降でのDXVA」の解説
DXVA 2.0はビデオパイプラインの実装を強化し、ビデオキャプチャ用のキャプチャDDIを含む他のDDIのホストを追加する。DXVA 1.0と共有するDDIでも、より多くの操作でハードウェアアクセラレーションを使用できるようになった。また、DDI関数は呼び出し元が直接利用することができ、ビデオレンダラが仲介する必要はない。このように、プログラムはメディアを単純に(レンダリングせずに)デコードするか、後処理およびレンダリング(デコードなしで)をするためのパイプラインを作成することもできる。これらの機能には、Windows Display Driver Model (WDDM) ドライバが必要となる。WDDMドライバは、Windows Vista、Windows Server 2008、Windows 7、Windows Server 2008 R2およびWindows 8以降でのみ利用可能であるため、DXVA 2.0も対象がそのOSのみに制限される。Windows XPおよびWindows 2000では、代わりにDXVA 1.0を使用できる。DXVA 2.0はVista、Windows 7、Windows 8以降でのみビデオレンダラとしてエンハンスドビデオレンダラを使用できる@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}(Windows XPでは、VMR9とオーバーレイミキサでDXVAレンダリングが可能)[要出典]。DXVAは、Media Foundation DXVAパイプラインを、デコーダパイプラインや後処理パイプラインであっても、Media Foundation Transforms (MFT) として公開することができる[要出典]。MFTはMFトポロジローダーでフルメディア再生パイプラインを作成するために使用できる[要出典]。 DXVA 1.0はDXVA 2.0を使用してエミュレートされる。DXVA 2.0はCOPP DDIを含まないどころか、保護されたコンテンツにはPVPが使用されている。ドライバーがWDDM 1.1に準拠している場合、Windows 7は DXVA-HDを提供する。
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