Windows PE 2.0
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/09 07:37 UTC 版)
「Windows プレインストール環境」の記事における「Windows PE 2.0」の解説
Windows Vistaを元に構築された。 このバージョン以降と以前のバージョンに比して以下の特徴がある。 ツールキットのインストーラ自体からファイルが生成されるため、ソースDVD(元となるWindowsのインストールディスク)をもはや要求してこない。代わりに、ダウンロードサイズが以前は60MB程であったが当版から900MBに増加した。 WMIアクセス、Windows Scripting Host (WSH)、追加ドライバ、他の32ビットアプリケーション(または64ビット版のための64ビットのアプリ)といったような、様々なプラグインを含む起動イメージを作成するよう変更可能である。 当版から以降、マイクロソフトの製品であるBDD 2007を利用することにより、起動環境を生成する手順の全体に渡って、(古いシステムのユーザーになじみ深い)コマンドラインツールを排除した。 再書き込み可能なRAMディスクを利用可能(WinPE 1.xバージョンは書き込みできないRAMディスクを利用していた)であり、USBメモリのような追加の周辺機器をホットプラグで利用可能である。
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