Windows ExplorerとInternet Explorer
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/31 02:07 UTC 版)
「Windows Explorer」の記事における「Windows ExplorerとInternet Explorer」の解説
Internet Explorerバージョン4.0以降を統合インストールしたWindows 95とWindows 98以降のバージョンから、Internet Explorer 6を搭載したWindows XPまではWindows ExplorerとInternet Explorerが同じようにOLEを使用するので同じ操作を行えるようになっている。具体的には、Windows Explorerのフォルダ表示のウィンドウでURLを入力するとWWWやFTPにアクセスできたり、逆にInternet Explorerで自分のコンピュータのフォルダへのパスを指定してそのフォルダを表示させることもできるのである。 このことから両者は同一のプログラムであると思われることがあるが、両者は依然として別のプログラムである。たとえばタスクバーはWindows Explorerの機能であるため、何らかの原因でWindows Explorerだけが終了しタスクバーが消えたとき、Internet Explorerを起動してもタスクバーは表示されず、Windows Explorerを起動させないとタスクバーは表示されない。このことからWindows ExplorerとInternet Explorerは全く同じものではないことがわかる。 Internet Explorer 7以降ではこの機能は削除され、Windows ExplorerでURLを入力すると「既定のブラウザー」として設定されたウェブブラウザ(Internet ExplorerやMicrosoft Edgeなど自社製品に限らない)のウィンドウが新たに開き、Internet Explorerでフォルダへのパスを指定するとWindows Explorerのウィンドウが新たに開くようになった。
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