Windowsのファイルシステムの歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 14:35 UTC 版)
「ファイルシステム」の記事における「Windowsのファイルシステムの歴史」の解説
Windowsは、CP/M、次いでMS-DOSを継承して開発されており、MS-DOSのファイルシステムであったFATはWindowsでも用いられている。FATファイルシステムの古い版では、ファイル名に強い制限があり、FATでフォーマットできるディスクやパーティションのサイズにも強い制限があった。MS-DOSがUnix的なファイル管理を導入した事から、以降のマイクロソフト製OSでは同様の方針が継承されている。 また、IBMとマイクロソフトで共同開発していたOS/2には、FATに加え、FATの欠点を補ったHPFSというファイルシステムが用意された。Windows NTでも、NT 4.0までHPFSをサポートした。 Windows NTにはその後、OS/2のHPFSをより進化させたNTFSが用意された。その結果、Windowsでは FATとNTFSという2種類のファイルシステムが存在することとなった。 WindowsはGUIを通してユーザーと対話するため、ディレクトリを「フォルダの一種」として扱い、フォルダアイコンでグラフィカルに表示している。
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