What a Fool Believesとは? わかりやすく解説

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WHAT A FOOL BELIEVES

作者奥田英朗

収載図書ララピポ
出版社幻冬舎
刊行年月2005.9


ホワット・ア・フール・ビリーヴス

(What a Fool Believes から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/03 15:13 UTC 版)

ホワット・ア・フール・ビリーヴス
ケニー・ロギンス楽曲
収録アルバムナイトウォッチ
リリース1978年7月
ジャンルアダルト・コンテンポラリー、AOR
ホワット・ア・フール・ビリーヴス
ドゥービー・ブラザーズシングル
初出アルバム『ミニット・バイ・ミニット
B面 轍を見つめて
リリース
規格 7インチ・シングル、12インチ・シングル
ジャンル ブルー・アイド・ソウル、ディスコ、AOR
時間
レーベル ワーナー・ブラザース・レコード
作詞・作曲 ケニー・ロギンス、マイケル・マクドナルド
プロデュース テッド・テンプルマン
チャート最高順位
ドゥービー・ブラザーズ シングル 年表
エコーズ・オブ・ラヴ
(1977年)
ホワット・ア・フール・ビリーヴス
(1979年)
ミニット・バイ・ミニット
(1979年)
ミュージックビデオ
「What A Fool Believes」 - YouTube
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ホワット・ア・フール・ビリーヴス[注釈 1]」(What a Fool Believes)は、ケニー・ロギンスマイケル・マクドナルドが共作した楽曲。1978年7月に発表されたロギンスのソロ・アルバム『ナイトウォッチ』が初出となり[6][7]、同年にはマクドナルドが所属していたバンド、ドゥービー・ブラザーズのヴァージョンもアルバム『ミニット・バイ・ミニット』で発表された。

ケニー・ロギンスのヴァージョン

ケニー・ロギンス盤は、マイケル・マクドナルドが原型を作り、マクドナルドの自宅を訪れたロギンスのアイディアでブリッジ部分が完成した[7]。ロギンスのヴァージョンはシングル・カットされなかったが[7]、ライヴで度々歌われており、『アライヴ』(1980年)[8]、『アウトサイド:フロム・ザ・レッドウッズ』(1993年)[9]といったライヴ・アルバムにも収録された。

ドゥービー・ブラザーズのヴァージョン

ドゥービー・ブラザーズ盤はディスコ、ブルー・アイド・ソウル[10][11]のサウンドでチャートを上昇した。ドゥービー・ブラザーズのアルバム『ミニット・バイ・ミニット』のレコーディングでは、プロデューサーのテッド・テンプルマンが「柔和な感触が必要だ」と考えて、パーカッションの演奏で参加した[7]。また、マイケル・ジャクソンがバックグラウンド・ボーカルでゲスト参加したという噂も流れたが[12]パトリック・シモンズによれば、マイケルは『ミニット・バイ・ミニット』のセッションのリハーサルを訪問しただけで、レコーディングには参加しなかったという[13]

1979年にはシングル・カットされ、Billboard Hot 100では自身2度目、「ブラック・ウォーター」以来4年ぶりの1位獲得を果たした[1]。また、『ビルボード』のダンス・ミュージック/クラブ・プレイ・シングル・チャートでは40位、R&Bシングル・チャートでは72位を記録した[1]。第22回グラミー賞では、主要部門のうち最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞の2部門を受賞した[14]。なお、テッド・テンプルマンがドラマーとして参加している[15]

ニュージーランドのシングル・チャートでは14週連続でトップ50入りし、うち2週にわたって5位を記録した[2]。イギリスではオリジナル・リリース当時に全英シングルチャートで31位に達し、1987年にも57位を記録している[3]

ドゥービー・ブラザーズのヴァージョンは、『マイ・ライバル』(1982年公開)[16]、『恋のためらい/フランキーとジョニー』(1991年公開)[17]といった映画のサウンドトラックで使用された。コンピュータゲームの分野では、グランド・セフト・オートV(2013年)のサウンドトラックで使用された[18]

ドゥービー・ブラザーズが2014年に発表したアルバム『サウスバウンド』に収録された本作のセルフ・カヴァーには、サラ・エヴァンスがゲスト参加した[19]

ローリング・ストーン』誌が選ぶ最も偉大な500曲において、343位にランクされている[20]

カヴァー

ディオンヌ・ワーウィックによるカヴァー

アルバム『ディオンヌ・シングス・ディオンヌ2』の日本独占販売として発売された内の1曲として収録されている。VICP61016 ビクターエンターティンメント(2000年) その後のアルバム『She Is Back』(2019年)にも新たに再収録されている。

アレサ・フランクリンによるカヴァー

ホワット・ア・フール・ビリーヴス
アレサ・フランクリンシングル
初出アルバム『アレサ』
B面 ラヴ・ミー・フォーエヴァー[21]
スクール・デイズ[22]
リリース
規格 7インチ・シングル
ジャンル R&Bソウル
レーベル アリスタ・レコード
作詞・作曲 ケニー・ロギンス、マイケル・マクドナルド
プロデュース アリフ・マーディン
チャート最高順位
  • 46位(イギリス[23]
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アレサ・フランクリンは、アリスタ・レコード移籍第1弾アルバム『アレサ』(1980年)に本作のカヴァーを収録した[24]。同年シングル・カットされ、全英シングルチャートでは46位を記録するが[23]、母国アメリカではBillboard Hot 100入りを逃し、『ビルボード』のR&Bシングル・チャートで17位、ダンス・ミュージック/クラブ・プレイ・シングル・チャートで39位を記録するにとどまった[25]

マット・ビアンコによるカヴァー

ホワット・ア・フール・ビリーヴス
マット・ビアンコシングル
初出アルバム『サンバ・イン・ユア・カーサ』
B面 セイ・イッツ・ノット・トゥー・レイト
リリース
規格 7インチ・シングル、12インチ・シングル、CDシングル
ジャンル ラテン・ジャズ
レーベル イーストウェスト・レコード
作詞・作曲 ケニー・ロギンス、マイケル・マクドナルド
プロデュース マーク・フィッシャー、マーク・ライリー
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イギリスのジャズ・ユニット、マット・ビアンコはアルバム『サンバ・イン・ユア・カーサ』(1991年)に本作のカヴァーを収録し[26]、シングル・カットもされている。

その他のカヴァー

  • セルフ英語版 - アルバム『ギズモジェリー』(2000年)に収録[27]
  • Baby Boo - シングル「月が揺れる空の下で」(2002年)及びカヴァー・アルバム『ア・カペラウィンターカヴァーソング集~うぶごえ音泉2』(2003年)に収録。
  • キャロル・ウェルスマン - アルバム『Carol Welsman』(2007年)に収録[28]
  • UNCHAIN - カヴァー・アルバム『Love & Groove Delivery』(2013年)に収録[29]

脚注

注釈

  1. ^ 『ミニット・バイ・ミニット』日本初回盤LP (P-10517W)では「ある愚か者の場合」という邦題が付いていた。

出典

  1. ^ a b c The Doobie Brothers | Awards | AllMusic
  2. ^ a b charts.org.nz - The Doobie Brothers - What A Fool Believes
  3. ^ a b DOOBIE BROTHERS | full Official Chart History | Official Charts Company
  4. ^ The Doobie Brothers - What A Fool Believes - dutchcharts.nl
  5. ^ ultratop.be - The Doobie Brothers - What A Fool Believes
  6. ^ ナイトウォッチ ケニー・ロギンス AllMusic accessdate=06 March 2021
  7. ^ a b c d What a Fool Believes by The Doobie Brothers”. Songfacts. 2016年4月10日閲覧。
  8. ^ Kenny Loggins Alive - Kenny Loggins | AllMusic
  9. ^ Outside: From the Redwoods - Kenny Loggins | AllMusic
  10. ^ Michael McDonald”. Goldstar. 2021年3月6日閲覧。
  11. ^ Michael McDonald on AllMusic”. 2021年3月6日閲覧。
  12. ^ Wilkening, Matthew. “Michael Jackson - Secret Guests in Rock Songs”. Ultimate Classic Rock. Diffuser Network. 2016年4月10日閲覧。
  13. ^ Giles, Jeff (2014年4月18日). “Rumor Debunked: Michael Jackson Never Sang on a Doobie Brothers Record”. Ultimate Classic Rock. Diffuser Network. 2016年4月10日閲覧。
  14. ^ 22nd annual GRAMMY Awards”. GRAMMY.com. The Recording Academy. 2016年4月10日閲覧。
  15. ^ Classic Tracks: The Doobie Brothers' "What a Fool Believes"”. 2018年6月19日閲覧。
  16. ^ Personal Best (1982) - Soundtracks - IMDb
  17. ^ Frankie and Johnny (1991) - Soundtracks - IMDb
  18. ^ Lifton, Dave (2013年9月19日). “Grand Theft Auto V Classic Rock Station Features Bob Seger, Robert Plant + More”. Ultimate Classic Rock. Diffuser Network. 2016年4月10日閲覧。
  19. ^ Erlewine, Stephen Thomas. “Southbound - The Doobie Brothers”. AllMusic. 2016年4月10日閲覧。
  20. ^ The 500 Greatest Songs of All Time” (英語). Rolling Stone (2021年9月15日). 2021年12月21日閲覧。
  21. ^ Aretha Franklin - What A Fool Believes (Vinyl) at Discogs - アメリカ盤シングルの情報
  22. ^ Aretha Franklin - What A Fool Believes (Vinyl) at Discogs - イギリス盤シングルの情報
  23. ^ a b Aretha Franklin | full Official Chart History | Official Charts Company
  24. ^ Elias, Jason. “Aretha - Aretha Franklin”. AllMusic. 2016年4月10日閲覧。
  25. ^ Aretha Franklin | Awards | AllMusic
  26. ^ マット・ビアンコの曲”. CDJournal. 音楽出版社 (2003年2月21日). 2016年4月10日閲覧。
  27. ^ Gizmodgery - Self | AllMusic
  28. ^ Henderson, Alex. “Carol Welsman - Carol Welsman”. AllMusic. 2016年4月10日閲覧。
  29. ^ UNCHAINが宇多田、林檎、靖幸、キリンジ、少女時代カバー”. ナタリー (2013年1月16日). 2016年4月10日閲覧。
先代
グロリア・ゲイナー
恋のサバイバル
Billboard Hot 100 第1位
1979年4月14日(1週)
次代
エイミー・スチュワート
ノック・オン・ウッド

WHAT A FOOL BELIEVES

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 03:37 UTC 版)

ララピポ」の記事における「WHAT A FOOL BELIEVES」の解説

32歳のフリーライター杉山博仕事減り破綻気味の生活を送っている。最近上の階に越してきた栗野頻繁に若い女性連れ込むことを知り盗聴器購入して夜毎性行為の音を盗み聞きして自慰行為耽っていた。手持無沙汰時間紛らわすために通っている図書館でよく顔を見る玉木小百合知り合い誘われるままに彼女のマンション訪れる。

※この「WHAT A FOOL BELIEVES」の解説は、「ララピポ」の解説の一部です。
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