W25レンリムジン(1934年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 14:45 UTC 版)
「モータースポーツにおけるメルセデス・ベンツ」の記事における「W25レンリムジン(1934年)」の解説
1934年の車両にはグランプリカーのM25Bエンジン(3,360cc)をそのまま用いた。この車両はコクピットを風防で覆っていたものの、タイヤはグランプリカーそのままに剥き出しで、空気抵抗の軽減はさほど考慮されたものではなかった。しかし、当時の国際C級(排気量3,001 - 5,000cc)のクラス記録を破るには充分で、フライングキロメートル、フライングマイルの両記録と、スタンディングマイルの記録の3つを更新した。 この車両には特に名前は付けられていなかったが、ドライバーのカラツィオラは「レンリムジン」(Rennlimousine)と呼んだことから、その呼称はすぐにダイムラー・ベンツの広報資料でも使用されるようになり、定着していった。
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