VSE車で復活、そして再び終了へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/20 03:57 UTC 版)
「走る喫茶室」の記事における「VSE車で復活、そして再び終了へ」の解説
「走る喫茶室」のサービスが終了した後は小田急レストランシステムがワゴンサービスを提供したが、2005年に登場した50000形VSE車は「リゾートホテルのような車」を目指す観点から飲食サービスは欠かせないものとされ、VSE車運用列車に限り10年ぶりにシートサービスを復活し、注文の迅速化のために無線LANを使用したオーダーエントリーシステムを導入した。 以来10年にわたってリゾート特急を印象づけるサービスとして親しまれたが、2016年3月26日のダイヤ改正に伴い、日中の特急ダイヤは所要時間に変化はないものの、これまでの箱根特急30分ヘッドと小田原・御殿場(・江ノ島)特急の60分ヘッドを組み合わせた体勢から、両者混合による20分ヘッドへと体勢が大きく変わることになった。スピードアップなしで運転間隔だけ変更するダイヤ状況は、VSE車のみ特化したサービスを提供することが難しくなることから他形式と同じワゴンサービスに統一されて、再びシートサービスは終了した。
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