T8形(Т8)→VL10形(ВЛ10)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/01 19:15 UTC 版)
「ソ連運輸省VL10形電気機関車」の記事における「T8形(Т8)→VL10形(ВЛ10)」の解説
1961年から製造が始まった最初の車種。当初はトビリシ車両工場が製造を手掛け、1969年以降はノヴォチェルカッスク電気機関車工場(ロシア語版)も製造に参加した。最初に製造された試作車2両はT8形(Т8)という形式名であったが1963年に現在のVL10形へ形式名が変わり、翌1964年から量産が開始された。 製造年月によって車体構造に変化が生じており、VL10-004からVL10-018までの車両はルハンスクディーゼル機関車工場製の2TE10L形ディーゼル機関車に類似した車体を有していたが、VL10-019以降は交流区間向けのVL80K形と共通仕様の車体で製造された。更に1972年以降に製造された車両については車体のエアフィルターが減少した。またVL10-012以降は電動機が補償巻線を追加したTL-2K-1に変更されている。 1977年までに1907両が製造された。車両番号は製造工場ごとに異なっており、トビリシ車両工場製車両は001-499、1501-1887、ノヴォチェルカッスク電気機関車工場製車両は501-1500、1888-1907となっていた。 VL10-021 VL10-103 VL10-1001 VL10-1290 VL10-1722 VL10-1765
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