Sun Java Desktop Systemとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Sun Java Desktop Systemの意味・解説 

Java Desktop System

(Sun Java Desktop System から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/13 18:12 UTC 版)

Java Desktop SystemJDS)は、サン・マイクロシステムズSolaris上のデスクトップ環境であり、Linux向けも以前はあった。

平均的なコンピュータユーザーが使い易い(つまり、Microsoft Windows によく似た)システムを提供しており、オフィススイートウェブブラウザ電子メール、カレンダー、インスタントメッセンジャーなどのソフトウェアが全て揃っている。

名称には、Javaプラットフォーム向けに書かれたソフトウェアが集まるシステムになって欲しいというサンの願いが込められている。GNOMEをベースにしており、主に自由ソフトウェアを使っている。

バージョン

サンはまず、Solaris 8 に別CD-ROMで GNOME 1.4 のプレビューリリースをバンドルした。

JDS バージョン2 には以下が含まれる。

JDS 2 はSuSEベースのLinuxディストリビューション上でも利用可能である。Linuxサポートは2006年5月30日までで停止となった[1]

JDS 3 は Solaris 10 に同梱されている。インストール時、CDEかJDSを選択できる。JDS 3 は GNOME 2.6 ベースであり、Solaris 10 上でしか使えない。サンは社内の Solaris 10 のデスクトップを全て JDS 3 で統一している。

OpenSolaris 向けの JDS は OpenSolaris Desktop とも呼ばれる。OpenSolaris Desktop 01(2005年10月28日リリース)は GNOME 2.10 ベース、OpenSolaris Desktop 02(2005年12月23日リリース)は GNOME 2.12 ベースであった。

脚注

  1. ^ Sun Microsystems. “Java Desktop System, Release 2 for Linux OS – EOL”. sun.com. 2007年2月28日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Sun Java Desktop System」の関連用語

Sun Java Desktop Systemのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Sun Java Desktop Systemのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのJava Desktop System (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS