プラティケリウム・アルキコルネ



●マダガスカル島の東部とアフリカ東岸の諸島に分布しています。低地の雨林や植林地などの樹木に着生しています。胞子葉は濃緑色で、長さは30センチほどになります。種名は、オオジカ(Elk)またはムース(Moose)の枝角を意味します。別名で「プラティケリウム・ウァッセイ」とも呼ばれます。
●ウラボシ科ビカクシダ属の常緑シダ類で、学名は Platyceriumalcicorne(syn P. vassei)。英名は Staghorn fern。
プラティケリウム・スペルブム




●オーストラリアの東部、クイーンズランド州からニューサウスウェールズ州北部それにマレーシアに分布しています。亜熱帯地域の海岸近くの森に生え、樹木などに着生します。大型の「びかくしだ」です。「プラティケリウム・グランデ」に似ていますが、胞子葉に1個だけ胞子嚢をつけるのが特徴です。
●ウラボシ科ビカクシダ属の常緑多年草で、学名は Platyceriumsuperbum。英名は Giant staghorn, Staghorn fern。
おおびかくしだもどき (大麋角羊歯擬き)


●フィリピンからインドネシア、それにマレーシアに分布しています。他の木の着生して育ち、シカの角のような葉を垂れ下げます。着生している部分が裸葉または貯水葉、長く伸びる部分が実葉または胞子葉と呼ばれます。胞子葉はしなやかでよく分かれ、長さが2メートルにもなります。裏面は白い毛で被われています。
●ウラボシ科ビカクシダ属の常緑多年草で、学名は Platyceriumcoronarium。英名は Staghorn fern。
ビカクシダ: | プラティケリウム・パニマ プラティケリウム・ブルーミー プラティケリウム・マウナロア プラティケリウム・ワリッキイ プラティケリウム・ワンダエ 大麋角羊歯擬き 麋角羊歯 |
- Staghorn fernのページへのリンク