Sincerely (浜田麻里のアルバム)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/21 06:19 UTC 版)
| 『Sincerely』 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 浜田麻里 の ベスト・アルバム | ||||
| リリース | ||||
| ジャンル | ||||
| 時間 | ||||
| レーベル | ビクター音楽産業/Invitation | |||
| プロデュース | GREG EDWARD FOR REFLEX PRODUCTIONS, INC. | |||
| チャート最高順位 | ||||
| ゴールドディスク | ||||
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| 浜田麻里 アルバム 年表 | ||||
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| ミュージックビデオ | ||||
| 浜田麻里「Open Your Heart」 - YouTube | ||||
| 『Sincerely』収録のシングル | ||||
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『Sincerely』(シンシアリー)は、浜田麻里の1枚目のベスト・アルバム。ビクター音楽産業/Invitationから1989年12月16日に発売された。
制作
浜田初のベスト・アルバムとして発表され、バラードを中心に、全10曲のうち先行シングル「Open Your Heart」を含む新曲が4曲、ニューレコーディングされた楽曲が3曲収録されている。
浜田は、この作品に関して「かなり力を入れているシリーズの一つ」と語っている[2]。時期的に「Return to Myself」がヒットした後であるため、ビジネス的に同じような系統の曲で行くのがセオリーだと思うとした一方で、「私の根っから天邪鬼な性格で、全然違うタイプの曲で行きたいみたいな思いがいつもあるんですよね」と振り返っている[2]。結果として「傍から見たら、だんだん幅が広がってきたように見えるかもしれませんが、元々の私の素養はバラードシンガーに近かったんですよね。だからデビューのときから、いつでも作ろうと思えば作れたと思います」と懐古している[2]。
批評
| 専門評論家によるレビュー | |
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| レビュー・スコア | |
| 出典 | 評価 |
| CDジャーナル | 肯定的[3] |
『CDジャーナル』は、歌唱力に関して「いつものシャウトする麻里ではない、女性としての優しさをホロリとのぞかせるいじらしい姿がここにある」としたうえで、「動と静の絶妙なる共存こそ彼女の最大の財産であることを再認識した」と肯定的に評価している[3]。
収録曲
- 『※』は新曲、『※※』はニューレコーディングされた楽曲。
CD盤
| 全作詞: 浜田麻里。 | ||||
| # | タイトル | 作曲 | 編曲 | 時間 |
|---|---|---|---|---|
| 1. | 「IN THE PRECIOUS AGE」(※※) |
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寺尾広 & 浜田麻里 | |
| 2. | 「OVER THE RAINBOW」(※) | 大槻啓之 |
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| 3. | 「FALL IN LOVE」(※※) | 片山圭司 |
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| 4. | 「MISSING YOU」(※) | 中村裕介 |
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| 5. | 「LAST CHRISTMAS SONG」(※) | 増田隆宣 |
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| 6. | 「OPEN YOUR HEART」(※) | 大槻啓之 |
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| 7. | 「RAIN」 | 増田隆宣 |
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| 8. | 「PROMISE IN THE HISTORY」(※※) | 片山圭司 |
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| 9. | 「RESTLESS KIND」 | 大槻啓之 |
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| 10. | 「ALL ALONE」 | 中村裕介 |
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合計時間:
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CT盤
| 全作詞: 浜田麻里。 | ||||
| # | タイトル | 作曲 | 編曲 | 時間 |
|---|---|---|---|---|
| 1. | 「IN THE PRECIOUS AGE」(※※) |
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寺尾広 & 浜田麻里 | |
| 2. | 「OVER THE RAINBOW」(※) | 大槻啓之 |
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| 3. | 「FALL IN LOVE」(※※) | 片山圭司 |
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| 4. | 「MISSING YOU」(※) | 中村裕介 |
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| 5. | 「LAST CHRISTMAS SONG」(※) | 増田隆宣 |
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合計時間:
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| 全作詞: 浜田麻里。 | ||||
| # | タイトル | 作曲 | 編曲 | 時間 |
|---|---|---|---|---|
| 1. | 「OPEN YOUR HEART」(※) | 大槻啓之 |
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| 2. | 「RAIN」 | 増田隆宣 |
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| 3. | 「PROMISE IN THE HISTORY」(※※) | 片山圭司 |
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| 4. | 「RESTLESS KIND」 | 大槻啓之 |
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| 5. | 「ALL ALONE」 | 中村裕介 |
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合計時間:
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参加ミュージシャン
- THE BAND
- JOHN KEANE : DRUMS AND PERCUSSION
- JOHN PIERCE : BASS
- MICHAEL LANDAU : ELECTRIC AND ACOUSTIC GUITARS
- RANDY KERBER : KEYBOARDS
- TOM KEANE : KEYBOARDS
- ADDITIONAL GUESTS
- MARC RUSSO : SAX
- DONNA DELORY, MONA LISA YOUNG : CHORUS
-
- H.M. PROJECT :
- MARI HAMADA, HIROUKI OHTSUKI, TAKANOBU MASUDA, TAKASHI MASUZAKI, NORIYUKI OKADA, TOMONORI YAMADA,
- H.M. PROJECT :
リリース日一覧
| 地域 | リリース日 | レーベル | 規格 | 規格品番 | 概要 | 順位 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 日本 | 1989年12月16日 | ビクター音楽産業/Invitation | CD | VDR-1661 | 廃盤 | 2位 |
| CT | VCF-10424 | |||||
| 1994年3月24日 | ビクターエンターテイメント/SPEEDSTAR RECORDS | CD | VICL-22012 | 再発 (廃盤) | - | |
| 2008年10月22日 | ビクターエンターテイメント/Invitation | VICL-63096 | デジタル・リマスタリング / 25th Anniversary 紙ジャケット仕様 | - |
脚注
- ^ “Sincerely | 浜田麻里”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME. 2024年5月12日閲覧。
- ^ a b c “【浜田麻里 40周年インタビュー】第2弾:制作拠点をアメリカへ移した意図とは? 現地での刺激的なセッション、ヒットシングル誕生などを振り返る”. リアルサウンド. 株式会社blueprint. p. 3 (2023年3月22日). 2024年5月12日閲覧。
- ^ a b “浜田麻里 / シンシアリー [再発][廃盤]”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2024年5月12日閲覧。
外部リンク
- Mari Hamada Official Siteによる紹介ページ
- Sincerely (浜田麻里のアルバム)のページへのリンク