SiLA1.x-デバイスインターフェイス規格
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/26 03:10 UTC 版)
「ラボオートメーションにおける標準化」の記事における「SiLA1.x-デバイスインターフェイス規格」の解説
SiLAデバイスインターフェイス規格は、物理層からアプリケーション層までのデバイス制御インターフェイスのすべてのISO / OSIレベルをカバーしている。インターフェイス規格は、デバイスとのWebサービス/SOAP通信に基づいている。コマンドは通常、コマンド処理の完了後またはエラー後に即時応答と遅延イベントを使用して非同期で実行される。エラー回復手順もサポートされており、デバイスの一般的な動作はステートマシンによって管理される。ステートマシンは、コマンドの並列処理やコマンドキューイングなどの複雑な動作も可能にする。 SiLAは、3つの異なる統合レベルをサポートすることにより、ラボオートメーションデバイスとプロセス管理システムの間に独自の標準化されたインターフェイスを提供し、レガシーデバイスもSiLA準拠システムに統合できるようにする。 SiLAコンプライアンスは、ネイティブの直接埋め込まれたSiLAデバイスインターフェイスを提供するか、ソフトウェアのみのSiLAドライバーおよび/またはインターフェイスコンバーターによって実現できる。 SiLAデバイス制御およびデータインターフェイス規格は、共通のコマンドセットを提供する汎用デバイスクラスインターフェイスを通じて、システムの統合と適応を容易に、また促進する。
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