新藤五国光とは? わかりやすく解説

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新藤五国光

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/25 00:01 UTC 版)

新藤五 国光(しんとうご くにみつ、生没年不詳)は、鎌倉時代後期の相模国(現・神奈川県)にて活動した刀工永仁元年(1293年)から元亨4年(1324年)までの在銘作刀がある[1]。相州伝と呼ばれる作風・系統の実質的創始者である。法名は光心[2]


  1. ^ (小笠原、2007)、p.83
  2. ^ 在銘作に「法師作」「法名光心」と記したものがある。短刀:銘「新藤五國光法師作」裏銘「延慶二年」、短刀(重要美術品):銘「鎌倉住新藤五國光法名光心」および種子「胎蔵界大日如来」、裏銘「正和二二年(4年)□月十月」(黒川古文化研究所所蔵)
  3. ^ 往昔抄
  4. ^ (渡邉、2002)、pp.142 - 143
  5. ^ a b 仰木弘邦著『古刀銘盡大全』。書誌所蔵NCID BA36869235)
  6. ^ 入手しやすい資料としては小笠原信夫著「正宗弟子説の成立過程:『古今銘尽』開版の諸条件」k『Museum』, No.497,p.26,1992)に諸鑑定書の比較がある。
  7. ^ 尾関善兵衛編『校正古今鍛冶銘早見出』。NCID BA64434194を元にした常石英明著『日本刀の研究と鑑定』。NCID BN11822630
  8. ^ 東京国立博物館編『日本のかたな : 鉄のわざと武のこころ : 特別展』 http://www004.upp.so-net.ne.jp/artnavi/art.htm
  9. ^ 伊藤満著『刀剣に見られる梵字彫物の研究 : 刀工と修験道の関係』。NCID BA43308351
  10. ^ 本件は一時期「所在不明」とされていたが、2021年3月5日付けの文化庁の発表によると、同日までに現所有者から情報提供があり、所在が確認されたという。参照:今回所在が確認できた3件(令和3年3月5日公表)(文化庁サイト)
  11. ^ 盗難を含む所在不明に関する情報提供について~取り戻そう!みんなの文化財~(文化庁サイト)


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