SecurityElement.Escape メソッド

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

SecurityElement.Escape メソッド

文字列内の無効な XML 文字を等価の有効な XML に置き換えます。

名前空間: System.Security
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Shared Function Escape
 ( _
    str As String _
) As String

Visual Basic (使用法)

Dim str As String
Dim returnValue As String

returnValue = SecurityElement.Escape(str)

C#

public static string Escape
 (
    string str
)

C++

public:
static String^ Escape (
    String^ str
)

J#

public static String Escape (
    String str
)

JScript

public static function Escape
 (
    str : String
) : String

パラメータ

str

エスケープする無効な文字を含む文字列。

戻り値
置き換えられた無効な文字を含む入力文字列。

解説

このメソッドを使用して、SecurityElement 内の文字列を使用する前に、文字列内の無効な文字を置き換えます。エスケープ文字に置き換えずに無効な文字を SecurityElement で使用すると、ArgumentException がスローされます。

無効な XML 文字とそれぞれと等価なエスケープ文字を次の表に示します。

無効な XML 文字	置き換える文字
"<"	"&lt;"
">"	"&gt;"
"\""	"&quot;"
"\'"	"&apos;"
"&"	"&amp;"

使用例

Escape メソッドを使用して文字列内の無効な XML 文字を有効な XML 文字に置き換える方法を次のコード例に示します。このコード例は、SecurityElement クラスのトピックで取り上げているコード例の一部分です。

Visual Basic

tagText = SecurityElement.Escape(tagText)

C#

tagText = SecurityElement.Escape(tagText);

C++

tagText = SecurityElement::Escape( tagText );

J#

tagText = SecurityElement.Escape(tagText);

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0

参照

関連項目
SecurityElement クラス
SecurityElement メンバ
System.Security 名前空間