Scalping

実用日本語表現辞典

スキャルピング

別表記：スキャル、スキャ
英語：scalping

数秒から数十分というごく短いスパンの間に、何度も売買を繰り返し、小さな利益を積み重ねるデイトレードの手法を意味する語。一つ一つの利益が小さい分、損失が起こった場合にも小さくて済むことなどが利点といわれるが、短期になるほど博打的要素が強まるともいわれる。

（2013年7月2日更新）

デジタル大辞泉

スキャルピング【scalping】

読み方：すきゃるぴんぐ

デイトレードの手法の一。株式や為替のポジションを持ったあと、わずかな利益が出たらそれを確定させて、少しずつ儲けるもの。→ティック →ピップ

外国為替用語集

スカルピング スキャルピング（Scalping）

　元の意味は「薄く頭皮を剥ぐ」。ディーリングで薄く利鞘を剥ぐように稼ごうとする売買手法。短時間（数秒～数分程度）で、1、2ポイントから数ポイント程度の利益を狙って、売り逃げるような売買のやり方。

証券用語集

スカルピング(scalping)

投資顧問業者などがお客にある銘柄を奨め、それが値上がりしたところで事前に自分で買っておいた同じ銘柄を売って利益を上げること。
スカルピングは投資顧問法で禁止された不正行為で、お客の立場からみるとある種の背信行為に当たります。投資顧問業者はアドバイスする際、相場見通しが当たる・当たらないの能力の前に、まずお客である投資家に忠実である義務が求められます。また、投信委託会社が運用に伴って、第三者に利益を図ることもスカルピング行為に該当します。アメリカでは1940年の投資顧問法により、ＳＥＣ（米国証券取引委員会）の罰則規定が設けられています。スカルプには、もともと敵の死体から戦利品として頭皮を剥ぎ取るという意味があります。