Sakai財団とコミュニティー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/12 05:47 UTC 版)
「Sakai Project」の記事における「Sakai財団とコミュニティー」の解説
Sakaiコミュニティーは世界中の大学・営利団体の連合であり、コミュニティーに参加するためにはその組織においてSakaiを既に導入している必要がある。Sakai開発者の多くはこのコミュニティーから選ばれているため、Sakaiの開発モデルは「コミュニティー・ソース」と呼ばれている。また、コミュニティーは標準化機関や他のオープンソースソフトウェア開発者と協力して、コミュニティー・ソースによる方法で様々な企業ソフトウェアの開発・配布を行っている。 Sakai財団は会員制の非営利団体であり、会員となるのにSakaiを導入している必要性はない。この財団はSakaiを利用する個人や教育機関、営利・非営利団体の交流を促進し、利用者に組織的な枠組みを提供することを目的としている。また、この財団は教育・研究分野でのコミュニティー・ソースの普及とソフトウェア・ソリューションに対するオープン・スタンダードの確立を目指している。 Sakai財団は現在、年1回の会合を開いている。また2008年からは日本国内でも会合が開催されるようになり、第一回の会合が3月26日に法政大学にて開かれた。 Sakai財団は大学向けのオープンソースソフトウェアを開発してきたJasig(Java in Administration Special Interest Group)と2012年12月に合併し、Apereo財団として活動を継続している。
※この「Sakai財団とコミュニティー」の解説は、「Sakai Project」の解説の一部です。
「Sakai財団とコミュニティー」を含む「Sakai Project」の記事については、「Sakai Project」の概要を参照ください。
- Sakai財団とコミュニティーのページへのリンク