Rondo Es-Dur Op.16 CT195とは? わかりやすく解説

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ショパン:ロンド 変ホ長調 (序奏とロンド)

英語表記/番号出版情報
ショパンロンド 変ホ長調序奏とロンドRondo Es-Dur Op.16 CT195作曲年: 1829?年  出版年1834年  初版出版地/出版社: Breitkopf & Härtel  献呈先: Caroline Hartmann

作品解説

2007年9月 執筆者: 齊藤 紀子

 弟子のカロリーヌ・ハルトマン嬢に捧げられている。ショパン20代前半パリ着いて間もない頃に着手され作品であると同時にショパンが手がけた最後ロンドとなっている。
 
 この頃作品としては比較規模大きく51小節に及ぶ序奏を持つ。この序奏は、アンダンテの4分の4拍子開始するまた、この冒頭部分は、この作品主調変ホ長調からみると平行調にあたるハ短調書かれている。そして、その後アジタート→ピウ・モッソと、この序奏内部で既に、テンポと共に曲想変化する。そのため、この作品は「序奏とロンド」の名で呼ばれることがあるロンド主題前部で4回奏されその後コーダが続く。このロンド主題は、アレグロ・ヴィヴァーチェの4分の2拍子で、クラコヴィアク性格をもつ。クラコヴィアクとは、ポーランドクラクフ地方2拍子民族舞踊で、横に軽くジャンプしながら進む円舞1種である。
 この作品では、曲全体通してこの頃ショパン知り合ったリスト作風通じるものが見られる

Fryderyk Chopin “Rondos fur Klavier und fur 2 Klaviere” ed. I.J. Paderewski, L. Bronarski, J. Turczynski Warszawa : Instytut Fryderyka Chopina 1957




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