RomeIII
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 09:46 UTC 版)
RomeIIIによる機能性ディスペプシアの診断準 B1.機能性ディスペプシアの診断基準 機能性ディスペプシアでは 以下の1症状以上: a. 煩わしい食後膨満感 (Bothersome postprandial fullness) b. 早期飽満感 (Early satiation) c. 心窩部痛 (Epigastricp ain) d. 心窩部灼熱感 (Epigastric burning)が存在すること、かつ 症状を説明しうる形態的異常(上部内視鏡検査を含む)がみられないことが満たされなければならない. 診断される6カ月以上前に症状が発現し,診断前の3カ月間に対して基準を満たしていることが必須。 B1a.食後愁訴症候群(Postprandial distress syndrome:PDS))の診断基準 PDSでは以下の少なくとも片方の項目を満たしていなくてはいけない 週あたり少なくとも数回、通常量の食後におこる煩わしい食後膨満感 週あたり少なくとも数回、通常量の食事を完食することを妨げる早期飽満感 診断される6カ月以上前に症状が発現し、診断前の3カ月間に対して基準を満たしていることが必要支持する基準(Supportive criteria) 上腹部の膨張感(Bloating)あるいは食後の嘔気あるいは極度のげっぷ(Belching)が存在しうる EPSが共存するかもしれない B1b.心窩部痛症候群(Epigastirc Pain Syndrome:EPS)の診断基準 EPSでは以下のすべての項目を満たしていなくてはいけない 週あたりに少なくとも1回、中等度以上の心窩部に存在する痛みあるいは灼熱感(Burning) 痛みは間欠的である 全身あるいは他の腹部や胸部に存在しない 排便あるいは胃腸内のガスの排泄(Passageofflatus)によって軽快しない 胆嚢とオッジ括約筋障害の基準を満たしていない 診断される6カ月以上前に症状が発現し、診断前の3カ月間に対して基準を満たしていることが必要支持する基準 痛みはやけるような性質であるかもしれないが、後胸骨部には存在しない 痛みは一般的に食事摂取によって誘発されたり軽快したりするが、空腹時におこることもある PDSが共存するかもしれない 『機能性胃腸症の病態』金子宏ほか(2006)、より引用 実際には、更に幾つかの条件を加味する。 NSAIDs、低用量アスピリンの使用者は機能性ディスペプシア患者には含めない。
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