Rass
統計科学研究会
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/21 00:50 UTC 版)
統計科学研究会(とうけいかがくけんきゅうかい、英語: Research Association Of Statistical Sciences (RASS)[1][2])は、日本の学術研究団体の一つ。
概要
1941年設立[1]。学術研究団体としての種別は単独学会[1]。
数理科学を学術研究領域とし、統計科学の研究・普及をはかり、関係諸部面とも協力して学術文化の向上発展に寄与することを目的としている[1]。
沿革
- 1941年 - 統計科学研究会(前身)。
- 2013年 - 一般社団法人統計科学研究会設立。
- 2019年 - 統計科学研究会に改組。
刊行物
Bulletin of Informatics and Cybernetics
- 誌名(和文):Bulletin of Informatics and Cybernetics
- 誌名(欧文):Bulletin of Informatics and Cybernetics
- 創刊年:1941
- 資料種別:ジャーナル(査読付き論文を含む)
- 使用言語:英語のみ
- 発行形態:eジャーナル
- 著作権帰属先:学会
- クリエイティブコモンズ:定めていない
- 購読:無料
脚注
参考文献
- 日本学術協力財団 編『学会名鑑 2007-2009年版』日本学術協力財団、2007年。ISBN 4939091074。
外部リンク
RASS
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「ウインドプロファイラ」の記事における「RASS」の解説
ウインドプロファイラの原理を応用して上空の気温の分布を測定するものとして、RASS(Radio Acoustic Sounding System)がある。これは、垂直に備え付けられた電波ビーム送受信機及び音波パルス発信機からなり、電波ビームをもって、高度ごとの風速の鉛直成分とともに、音波パルス(音波も気圧のゆらぎの一種である)の上昇速度を測定する。 空気中の音速は、空気の密度と気圧の関数として求められるが、空気の密度は気圧と気温の関数であり、さらに高度と気圧との関係は概ね固定的であるため、任意の高度について、音波パルスの上昇速度を風速の鉛直成分で補正して音速を確定すれば、その高度における気温が逆算される。 欧米では単独の装置として、あるいはレーダー方式のウインドプロファイラに音波パルス発信機を併設することでRASSを利用している観測施設もあるが、ソーダー方式のウインドプロファイラと同様に騒音を生じること、ラジオゾンデによる直接観測と比べて誤差が大きくなりがちであることなどから、日本では実用化されておらず、研究用のものが存在するのみである。
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